皆さんご存じの通り、AMAKUSA SONAR BEERとWITCH CRAFT MARKETは、切っても切れない関係、、そんな感じですかね。
ズブズブの関係性…
そう言われることも少なくありませんが笑
決して関連会社でもなければ、どちらかが出資してるなどの会社役員などでもありません!!!
じゃあ何か?
ブルワリーとクラフトビール専門店が協力体制を持つことは、私自身、相互の技術・知識向上のためにとても大事なことだと感じています。
専門店からブルワーへ・・
流行だけでなく直にお客様の声を届け、次の製品に繋げてもらう。
日々たくさんのビールを取り扱うクラフトビール専門店である私たちは、
「色々な種類のビールを飲む経験」を積んでいます。
そして、流行のビールやどのようなビールがお客様に刺さるのか・・お客様から直接意見を聴くことができる環境下にあります。
仕入れたビールで美味しいものは必ずブルワーに飲んでもらい、
「次はこんなものが造りたい」
とか
「最近こういうのが流行ってるよ」
「このくらいのボディがお客様に受けがいいよ、食事に合わせやすいし」
などの情報共有を大切にしています。
自分の思う(狙う)苦味や後味、香り、ドリンカブルさ、ボディ、またはフルーツ感、スムージーサワーにおいては甘みや後味、マウスフィールなど…
多種多様になればなるほど、味を言葉で表現することは非常に難しいため、実際に一緒に飲んでみて互いの味覚を共有する事が大事です。
情報共有というか、強制的にお買い上げいただくんですけどねwww
ブルワーから専門店へ・・
これは紛れもなく醸造知識拡大やOEM商品へのこだわり。
AMAKUSA SONAR BEERの起ち上げ当初から醸造のお手伝いをさせて頂くことで、色々なことを学ばせて頂きました。
特にOEMの際に
・的確な味やスタイルの依頼を出すこと
・例えばフルーツの投入タイミングでどれだけ味に違いが出るのか
・自分の目指している味になっているのかを現場できちんとテイスティングをすること
など、自分が売り手として大切にしている事を徹底的に仕上げるためです。
お客様の求めるもの、そして自分のこだわりなどを徹底的にOEM商品に盛り込むためには、同じ熊本県内とはいえ、AMAKUSA SONAR BEERまでの往復6時間の時間は、私にとってはとても大切な時間です。
もちろん、その時間を使ってテイスティングに行くからには、ダメ出しもしますwww
「香りが弱いな~」とか「苦すぎるな…」とか笑
これからのクラフトビール専門店に必要なもの
何度も言いますが
私が美味しいビールを作れるわけではありません。
「●●のビール美味しいな」で終わらせるのではなく、
「なぜ●●のビールが美味しいのか」
を追求する・美味しさの秘訣を知るためには必ず知識が必要となります。
コロナ禍を経て、ブルワリーだけでなくクラフトビール専門店も全国的に増えました。
クラフトビールが流行ってるから…という目的で始められるところも少なくありません。
そうは言っても、日本のクラフトビールはまだまだニッチ産業。
私たちが生き残るためには、圧倒的な経験値が大事な業種となりました。
AMAKUSA SONAR BEERのモットー
「全ては美味しいのために」
WITCH CRAFT MARKETのモットー
「全ては美味しいビールを仕入れるために足で稼ぐこと」
相互の技術・知識向上があってこそ
熊本のクラフトビールを、そして日本のクラフトビールシーンを盛り上げたいという、大事な関係性ですね!
そして、AMAKUSA SONAR BEERのみならず、全国色々なトップブルワリーに行って学ばせて頂ける環境にも感謝です。